2004年11月6日分
前回までのあらすじ:歯が痛い
親知らずを抜いた跡にはでっかい穴が空く。
メシを食う度にゴハン粒が100%の確率でその隙間に入り込む。ウザイ。
しかし人間の体とは凄いもので、とりあえず傷口が塞がるまで一週間。
見た目完全に治るまで3ヶ月。そして新たに骨が構成されて最初から何事もなかったように治るまで1年間。この期間を待てば治ってしまう。
もし神経に傷がついて知覚障害が現れてもいずれは復活するらしい。
つまり長い時間をかけて完璧に修復されるのだ。すげぇや!
しかし人によってはいつまでも痛みが残ったり、骨に菌が入れば骨髄炎という恐ろしい病気になったりするらしい。
以上の事を踏まえて読んでいって欲しいのですよ・・・。
抜歯後10日経過
はぐわァァァァ痛ェェェ!もう真剣シャレんなんねぇぇぇぇ!!
それどころか今まで痛みのなかった虫歯までもが便乗して痛まってきた。
左奥歯の上と下。ダブルでよろしく(by織田祐二)といった状態。
気を紛らわせるため散歩に出かけたが、痛みのあまり挙動不審になってしまった。
通報されてないだろうな・・・
抜歯後2週間経過
口腔外科へ行く。まだかなり痛むのだが、相変わらず「経過は良好」と言われる。
ドライソケットじゃないならまさか骨髄炎か!?ヤベェ・・・
あとレントゲンを見て根が溶けてる歯についてまたまた指摘される。
歯医者サンに放置しても大丈夫だって言われたっすよ と告げると
「(゚д゚|||) ェ・・・マジで? いや それでいいならいいんですけど」
みたいな歯切れの悪いリアクションを取られる。ヤバいのか!?
そして逆サイドの親知らずも良くない生え方をしているらしいので、ついでに抜歯の予約をしておいた。
しかし予定日は11月。1月半も先だ。どれだけ混んでるんだよ!
抜歯後15日経過
ようやく痛みがマシになってきたので、勇気を出してウガイをしてみる。
ドライソケットなら水が鬼のように染みるハズだが、意外にも全く平気だった。やったぜ!
消毒も兼ねてイソジンでウガイしまくる日々が始まる。
抜歯後18日経過
イソジン効果の副産物だろうか。今まで溜まっていた歯石が薄れてきたような気がする。
ヨッシャ!ウガイついでに毎食後ハミガキしまくるぜオルァ!
そう言えば前の歯医者で歯石を取ってもらおうと思ってたのにヤブすぎて言い出せなかったな。まぁ別にいいか。ヤブだし。
抜歯後20日経過
友人に歯医者のムスコがいるので、彼の実家にお世話になる事にした。
前々から気になっていた左上の虫歯をレッツ治療だ。
ムスコの方から話が通っているらしく、非常に丁寧に診察して貰えた。有り難い。
まずは口全体のレントゲンを撮り、次いで口臭測定。
計測結果は意外にも「口臭殆どナシ」だった。
いかにもクサそうな顔してるけど口臭は無いですよ俺。先入観で見るなよ殺すぞ。あと二重マブタなのに何でみんな勝手に一重だと思い込んでんだよ。ブサイクが二重じゃいけないのか、ああん?
ハァ・・ハァ・・・。続いて歯石を綺麗に取り除いてくれた。ビューティホー。
どうやら俺は「若者らしい健康的な歯茎」をしているらしい。やったぜ!!
しかしレントゲン撮影の結果・・・
「あ、この歯はヤバいですよ。根っこが溶けてますね」
うわーやっぱり指摘されたよ。まぁ前のヤブ歯医者で放置のお墨付きを貰っているから大丈夫だろう。すると院長先生、ちょっとムッとした顔で
「そりゃ貴方が治療したくないならソレでも構いません。でもね、この歯は誰がどう見たって危険なんですよ。放っておいて良くなる事は絶ッッッッ対にありません。」
うそーん!!つーかマジで「ッ」4個分ぐらいのタメがあったよ!?>絶対
それじゃ以前の歯医者の診察は何だったんだ。何一つしてくれてないよ。金を取られただけじゃないか・・・。
何だか絶望的な気分になりつつ治療をお願いする事にした。
「しかしねー、この歯は治療しても完治するような物じゃないんですよ。まぁ僅かながら可能性はあるので、私はベストを尽くします。」
(TдT)な、な、な、なんやてー!!どうなっちまったんだオラの歯。
ちなみに前の歯医者では放置推奨だった事を告げると、「ああ。・・・まぁ、それも一つの考え方ではありますね」との事。
一体どれほど深刻な症状なのだろうか。展望は暗い。
兎に角ようやく出会えた優良歯医者なので毎週通う事にする。
抜歯後30日経過
親知らずの抜歯跡はほとんど痛まなくなった。
ただ雨の日や体調が悪い日にはズキズキと痛む。まるで古傷だ。
そして相変わらず隙間にはゴハン粒が入り込んで行く。
いずれは肉が盛り上がり隙間は完全に治るのだが、その際に異物は完全に排除されるらしい。
どうやらゴハン粒が入ったまま塞がる事はないようだ。良かった。
そして友人の歯科では虫歯と根が溶けている歯を平行治療。良くなるといいなぁ。
抜歯後49日経過
逆サイドの親知らずを抜きに口腔外科へ。
前回と違って横向きではないからアッサリ抜けるハズだ。
・・・と思ったが、医者(イケメン)は深刻な顔で「抜くのは大変ですよ。まず歯茎を切り裂いてですねぇ」みたいな説明を始めた。
傍のレントゲンを見ると、両方とも横向いちゃってる親知らずが映っていた。これ俺の歯じゃねぇよ!
「あ・・あの・・・。ボボボボクの歯は こ こんなに傾いt■△☆」
・・・とオタク独特の最後までハッキリ発音しない喋り方でキモく指摘すると、「あ、違う人の写真でした」とアッサリ。しっかりしてくれよ!
まぁ俺の歯もそう簡単に抜けるというワケではなく、しっかりと根を張っているので場合によっては2つに分割して摘出する事になるらしい。
OKOK。いくら何でも水平埋没の歯を抜くよりは簡単だろう。さぁ来いや!
2度目という事で事前説明が随分と簡略化されている。そして前回と同じく顔に布が被せられて抜歯スタートだ。
今回はメスを使わないので精神的にかなりラクだ。途中まで生えてる歯だしな。
相変わらず麻酔注射はムチャクチャ痛い。あと今回は「強引に引っこ抜く」という術式なのでムチャクチャ気持ち悪い。あと麻酔液飲んじゃった。オエ
もう痛いんだか痛くないんだか分からない。いや痛いのか?もしかしてスゲェ痛いのかコレ?
「痛いですか?」と聞かれて思わず頷く。「痛かったら手を挙げてって言ったでしょッ」
ゴメンよ、イケメン。
そして麻酔注射追加。痛い。
暫くしてようやく抜けたらしい。傷口を縫合して終了。縫うのがこれまた痛い。
これにて両方抜歯完了ですィェフー!! もうこれで下段親知らずを抜くことは一生無いぜ。
そう思うと嬉しくて仕方がない。かかった時間は10分程度。
どうやら分割せずに抜けたらしく、親指よりもやや小柄な歯がそのまま置いてあった。デカい。
ふと周りを見渡すと、同じように抜歯の説明を受けている患者が満載だった。親知らずで苦しんでいる人は沢山いるんだなぁ。道理で抜歯まで1月半も待たされるハズだ。そして俺と間違えたレントゲンの人、両方横向いてたけど無事に抜けたんだろうか。きっと地獄の痛みだぞ。カワイソウに・・・
あと「絶対ウガイすんな」等のカンタンなアドバイスを受けて帰宅。手術代は5000円だ。
これにて俺の抜歯体験談はとりあえず終了となる。
前回ほどでは無いにしろ、抜いた跡はそこそこ腫れるし結構痛い。
現在も口の中を縫われたままなので違和感も凄い。
しかし、もし親知らずが妙な生え方をしているなら絶対に抜いたほうがいい。こんな利点があるぞ。
1、顎関節症が治った(ような気がする)
以前はガクガクしてたのに今ではスッキリ。歯や!みんな歯ァのせいやったんや!!
2、小顔になる
顎のラインがシャープに。明らかに人相が変わった。更に歯並びも自動修正されるし良い事づくめだ。(注:だからといってイケメンになれるワケではありません)
3、将来痛む不安がない
これが一番大きい。親知らずが神経を圧迫するあの痛みはこの世の地獄だ。
また、磨きにくい個所ゆえ虫歯になり易く、その際の痛みも尋常ではないらしい。コエエェー
まぁそんな感じでまだ生えてない人はやがて襲い来る激痛の恐怖に脅えながら日々を過ごすがいいさ!フフ・・フフフフ
ちなみに虫歯と歯根の治療は今も継続中です。無事に治るといいなぁ。 (完)